動物病院で爪を切ってもらえば、愛犬がその苦痛に耐えるのは短時間で済みます。
しかもたった税込み550円~660円
愛犬の爪を切る緊張感と、それにかかる時間を比べれば安いものです。
ただ爪を切るためだけに病院に行くのは面倒だと思い、愛犬の爪を自分で切ることにしました。
こうすれば安全?愛犬の爪を切る方法
トリミングや肛門絞りハミガキといった最低限必要なケアは、何とかできているつもりです。
あとは爪切りだけ。
その爪切りを、血管や神経を傷つけることなく何とか処理できる方法を思いつきました。
ただ一つ問題が、それは、さくちゃんがじっとしていてくれないことです。
事前準備
爪切りに取り掛かる前の事前準備として先ず初めに、愛犬の、足裏の毛をバリカンで処理しておきます。
次に必要であれば、老眼鏡をかけ、爪をしっかり確認できるようにします。
爪切りは、愛犬がパピー時代にペットショップで購入した、ドギーマンの爪ケアを使用しています。
基本的な爪の切り方とは
パッケージの裏面に記載されている基本的な爪の切り方は、
爪切りを持ち、あいている手でペットの足首をやさしく握る。
足先を持ち上げるときは関節が自然に曲がる方向を理解し、無理な方向へ曲げないようにする。
- 爪の根元を軽く押さえ爪全体をよく見る
- 血管や神経を切らないよう注意しながらカット
- ヤスリで爪の先端が丸みを持つよう仕上げる。
とはいえ、基本通りさせてくれないのが、さくちゃんなのです。
へそ天スタイルで爪切り
警戒心が強く超ビビりなさくちゃんは、立ったままの姿勢を維持してくれません。
なので、我が家では、へそ天スタイルにして爪切りを実行します。
比較的動きが鈍い後ろ足から、前足という順に。
少し余裕をもって爪を切ると安全です。
万が一血管や神経を切ってしまい、痛い思いをさせてしまったら愛犬の性格からすると、二度と爪切りさせてはもらえません。
というわけで、ギリギリ切ることはせず、余裕をもってここなら大丈夫と確信を持てる安全な位置で爪を切ります。
爪切りの丸い部分に爪をあてがい、愛犬の顔を確認しながら、刃先を徐々に押さえていきます。
無反応なら大丈夫と言うことで思い切ってパチッと切ります。
我が家流 爪切りの流れをまとめると
- 足裏の毛を処理し爪を見やすくする。
- 老眼なら老眼鏡を準備する(因みに私は100均の老眼鏡を使っています)。
- 爪をしっかり確認し、少し余裕をもって切るようにする
- 爪切りの丸い部分に爪をあて、表情を確認しながら徐々に刃先を入れる。
- ヤスリで爪を丸く仕上げる
※注)最後に、ヤスリで丸く仕上げることを怠ると爪は凶器と変貌します。
動き回る愛犬 爪切りは大変な作業であります。
じっとしてくれるとあっという間に済むことなのに、爪を切る際のパチッという音が怖くて逃げだそうとするから厄介です。
何度も手繰り寄せ、加減しながら押さえつけるのですが、これが結構大変。
切ろうとする瞬間、動かれると背中に冷や汗をかきます。
やはり、どうやったって愛犬の爪切りは苦手。動物病院で爪を切ってもらうのが、一番なんですけどね。