※こちらの記事は2019年8月18日に作成し、別ブログから移転したものです。
2019年のお盆は数年ぶりに長野県へ
安曇野に近い場所で宿を探していたところ、大王わさび園から車で約40分の場所にあるペットと泊まれる宿プチペンション アルファを発見。
クチコミもなかなかの高評価で、なんとワンコの宿泊費が無料というわけで、速攻でそこに決めました。
ペットに優しい宿 プチペンション アルファ
長野県安曇野豊科インターから車で約50分
レイクビュー白馬の看板が見えたら、左に折れ青木湖畔沿いに進むと宿が見えてきます。
道の途中、キャンプ施設があるため、狭い林道ながらも車の行き来が結構ありますのでご注意を。
- 所在地:〒398-0001 長野県大町市 青木湖21773
- TEL:0261-23-1043
- チェックイン:15:30~24:00
- チェックアウト:10:00
- ペット料金:無料
- 駐車場:有り8台/無料
駐車場ではアブとハエに注意が必要
朝はそうでもないですが、宿のチェックインの時間帯には、なぜかたくさんのハエとアブが車に群がってきます。
スズメバチと見間違うほどのアブがブンブン群がり、荷物の出し入れも大変。
宿の玄関口で、そのことをオーナーに伝えたところ、殺虫スプレーをお借りすることができました。
我が家は初日にそのことを学び、滞在2日目は手に荷物を持ち一気にドアを開閉することで虫の侵入を防ぐことができました。
というわけで、防御策は乗り降りとドアの開閉を素早く行うことです
虫よけスプレーがあれば、事前に肌が露出した部分に振っておくと良いでしょう。
着くと同時に部屋に案内
先ず初めに、玄関口でスリッパに履き替えます。
ペンションのオーナーは、とても物腰がやわらかく感じの良い方です。
チェックインがほんの少しだけ早かったからかどうかわかりませんが、ホテルにある形式ばったチェックイン手続きもなく、部屋に直接案内されました。
代わりに夕食時、手渡された用紙に必要事項を記入しオーナーに渡しました。
部屋タイプは、7.5畳 バス・トイレ付 かりんの木
案内された部屋は、かりんの木という、とても可愛いツインルームのお部屋です。
壁に掛かった絵も爽やかな色合いで部屋とマッチしています。
特に気に入ったのが窓の形。グリーンゲイブルズのアンの部屋を連想させる窓の形です。
ライトやコンセントもいくつかあるので非常に便利です。
但しテレビや冷蔵庫はなく、タオルや歯ブラシといった備品もありません。
部屋に完備されていないことから、最低限必要なものは以下の3点。
忘れないよう必ず持って行きましょう。
- タオル
- 寝間着
- 歯磨きセット
なんと部屋でワンコは自由に放してOK
まさかのまさか部屋で自由に放し飼いにして良いとは!
ワンコにとってはもちろんのこと、飼い主にとっても嬉しいことです。
ワンコは部屋で飛び跳ねて、とっても嬉しそうにしていました。それにしても飼い主に似て旅行好きなワンコです。
共有の場所、テレビのある居間や家族風呂はNGですが、部屋では自由に放して良いとのこと。
またダイニングルームにはペットキャリーケースに入れておけば連れて行っても良いそうで、「皆さんそうしておられますよ」と言うことでした。
折り畳みのソフトゲージとペットキャリーケースの2つを持参していましたが、全く必要ありませんでした。
余談ですが、旅行直前ワンコは初ヒートを迎えてしまい、部屋を汚さないようマナーウェアを着用させることにしました。
最初嫌がっていましたがそのうち慣れたみたいで、というより仕方なくといった感じなのかな。
そして、これが最初で最後のヒートになることでしょう。
3点セットの洗面・トイレ・バスルーム
固形せっけんと使い捨てのシャンプー・リンス(合体したもの)は、洗面台に完備されています。
入浴時間は、PM4:30~PM9:30と浴室のドアに張り紙がありますが、オーナー曰く家族風呂も部屋の風呂もPM4:00には準備が整うのでお入りいただけますとのことでした。
ボイラーの調整によるものなのか?指定時間外には容易にシャワーを浴びることはできません。朝は普通にお湯が出ていたのでシャワーを浴びることはできましたが。
窓からの眺め
万が一虫が侵入したら嫌なので網戸越しですが、ペンションの庭と青木湖が見える眺めの良い部屋です。
部屋にエアコンはなく扇風機が1台。
西日本は連日の猛暑でワンコもいることから、家では24時間エアコンが点きっ放しの状態です。
エアコンのない部屋は大丈夫なのか、それだけが心配でしたが、幾分か湿度も低く涼しい場所柄、窓を開け放しておけば扇風機だけでも過ごすことができました。
夜中、少し蒸し暑くて目が覚めることはありましたが、明け方はひんやりして涼しく感じました。
家族風呂
家族風呂は、ドアに鍵が掛かっていなければ利用できます。
脱衣所も風呂場も2人なら、余裕で入れる広さでした。
洗い場にはシャワーが1つしかありませんが、洗面器とバスチェアが2つあり、一方で湯船のお湯を利用できます。
滞在初日だけ一番風呂で利用させていただきましたが、湯加減も良く気持ち良かったです。
また使用した分だけ湯を追い足し、かけ流してキレイにしたり、元通りにすることができます。
共有の場所 居間
共有の場所となる居間には、テレビと有料ドリンクの入った冷蔵庫が設置されています。
本棚には漫画本、お茶セットも用意されています。
夫は、滞在2日目ここで缶ビール片手に暫くテレビを見ていたようです。
ちなみに缶ビール(スーパードライ)は300円で販売されています。
滞在初日の夕食メニュー
夕飯は午後6:00からです。
ダイニングルームへは、ワンコをペットキャリーに入れて連れて行ったものの、中でキュンキュン鳴くので速攻部屋に連れ戻しました。
そのほうが我々も落ち着いて食事をすることができますからね。
できたての料理が1品1品、我々の食べるペースに合わせて出てきます。
最初の1品目は、クッラカーを土台にしたチーズとサラミのカナッペ。
めちゃくちゃワインと合うであろう1品、ワインはこのカナッペが出る前に頼んでおくべきでした。
そういつもビール派の夫ですが、この日は珍しく赤ワインのハーフボトルを注文。
残っても滞在なら、明くる日の夕飯時にまた出してもらえるとのことです。
2品目は、ミネストローネスープ
3品目は、ニジマスのムニエル
ニジマスのムニエルは、表面がカリッと香ばしく中は柔らかで丸ごと味わえる絶品料理です。
メインは、ポークピカタ
塩分控えめのデミグラス風のソースで、優しい味わいでした。
サラダやお漬物もあり。
ライスはお代わりできます。
サラダのドレッシングもレパートリーが広く、同じ味の物は一度も当たりませんでした。
また他所のテーブルではライスが美味しいと褒めておられました。
食後のデザートはぶどう100%のグレープゼリー。
料理は全て美味しく平らげました。
量的にも程よくお腹は十分に満たされました。
滞在初日の朝食メニュー
朝食は7:30からで、ロールパンと牛乳、サラダ、ハム、オムレツ、パイナップルといった内容です。
具材を閉じ込めたふんわりたまごのオムレツ、真似できそうで真似できない半熟加減と味付け。
飲み物はコーヒーか紅茶が選ぶことができ、お代わりもできます。
全体的に軽い感じの朝食でお昼に差し支えることもありません。
滞在2日目
滞在は部屋の掃除はありません。
ワンコもいるので、かえってそのほうが気が楽です。
滞在2日目の夕食メニュー
1品目は生ハムと紫玉ねぎのマリネ
前日とは違い、パプリカのサラダと漬物は先に並べられています。
2品目は、昨日とは違う具材が入ったミネストローネスープ
3品目はサーモンのソテー ズッキーニと人参添え
ホワイトソースがめちゃくちゃ美味しい~。
メインは鶏肉の煮込み
とろけそうに柔らかな鶏肉。これもすごく美味しかった~~♪
もちろんライス付きでお代わりできます。
この日のデザートは
ほのかに甘いヨーグルトに凍らせたブルーベリーをのせたブルーベリーヨーグルトした。
昨日に引き続き、何一つ残さず完食。
全体的にやさしい味付けで、体に良さそうな料理ばかりでした。
滞在2日目の朝食メニュー
2日目の朝食は、窓際の席に案内されました。ペンションの庭と青木湖畔が絵画のように映る素敵な席で、オーナーの心遣いがとても嬉しかったです。
メニューは、ロールパンに牛乳、サラダ、ベーコン、ジャガイモのガレット目玉焼き。
夫は昨日のオムレツよりもこの目玉焼きが美味しかったと言っていましたが、これもこれで真似ることのできない美味しですが、私はやはりオムレツです。
この日も紅茶ではなくコーヒーにしましたが、初日はモカで、2日目はアメリカンのような風味がしました。
コーヒーまで日替わりとは、サービス満点です。
朝の散歩が日課に
この夏、家ではあまりの暑さに散歩をさせていませんでしたが、ここは朝は涼しいので散歩させずにはいられません。
2日間とも朝早起きしてしっかり散歩をさせました。
ペット用足洗い場もあるので便利です。
宿泊後の感想。
建物は年代を感じますが、館内は清掃が行き届き清潔感があります。
そして何より家庭的で温かいもてなしと美味しい洋風料理、ワンコにも、とてもやさしく接して下さり、オーナー夫妻には飼い主ともども感謝しかありません。
それにしても2日間ともよく寝ました。夕食後、シャワーとハミガキ以外することもなくベッドに寝ころんだらおしまい。
テレビもなく自然と眠くなるのも当然と言えば当然です。
デジタルデトックスには最高の2日間でした。
とはいえ夜中、目覚めたワンコにペロペロ顔を舐められて何度か起こされたことは言うまでもありません。
宿泊記録:2019年8月