塩分も必要 目からウロコの犬ご飯の話。

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さくちゃん再び病院へ行って来ました。

あれから3週間、ソワソワ落ち着かない体調の異変については、その日のうちに解決し一安心。

一方、腹部の毛が一部分だけごっそり抜け落ち、剥げてしまった状態については、食事を見直したところで、短期間で元通りになることはなく、もう一ヶ月様子をみることになりました。

今回、腹部をセロテープ検査した結果、コラーゲンが不足しているとのこと。

前回処方されたフィッシュコラーゲンは、魚臭が嫌だったのか、受け付けないと伝えたところ、新たに出されたビタミンB群に加え、食事に軟骨を加える食事療法をとることになりました。

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獣医師から聞かされた犬にも必要な塩分の話。

ドッグフードには、犬に必要な栄養素が含まれているため、あくまで手作り食を与える場合の話です。

その昔、捕食動物の一種犬の祖先であるオオカミは、生肉の血から塩分を摂取することができていました。

その塩分濃度は、人間が口にする味噌汁とほぼ同じであることから、味噌汁をかけたご飯を食べさせても問題ないという話でした。

犬が塩分を摂取したからといって死期が早まる話は、学会で聞いたことがなく、実際のところ、人間と同じ食べ物を与えて大丈夫だと言ってしまうと、ドッグフードが売れなくなってしまうからとも仰っていました。

19歳まで生きたキャバリアの話

ある獣医師が、心臓の病気にかかりやすいキャバリアを、毎日塩分を加えた食事を与え続けたらどうなるか実験したところ、心臓病になるどころか19歳まで長生きしたという話を聞かされました。

逆に塩分を控えると、10年ほどでアルドステロンホルモンという高血圧ホルモンが体内で作られ、それが原因で心臓病になるケースもあるとのこと。

というわけで、さくちゃんに与えている今現在の手作りご飯に加え

圧力鍋でとろけるまで塩を加えて茹でた軟骨を与えることをすすめられました。

生の野菜よりできれば茹でた野菜が良い?

野菜は生で与えても良いが、消化不良を起こすと、野菜の栄養素が十分に吸収されないことから、できれば、野菜は湯がいたり煮込んだりして与えたほうが良いとのことです。

炭水化物は、歯石がたまりやすくなる

ご飯は食べさせても問題ないが、歯石がたまりやすくなるので、ハミガキは重要です。

顔をペロペロ舐め回すのが大好きなさくちゃん。

お口が臭くなったら、それこそ大変とハミガキだけは毎日欠かさず行っています。

バタパン食べても大丈夫ってさくちゃん嬉しいね

最後に、朝食べているバターを塗ったトースト(通称バタパン)を少し与えても大丈夫か訊ねたところ、与えても問題ないとの回答が得られました。

中には、パンの耳を与える人がいるが、バターを塗った真ん中のやわらかい美味しいところを与えてくださいとのこと。

その上、会計時に出されたビタミンは、アイスクリームに混ぜて与えると良いと言われ、思わず「アイスクリーム食べさせてもいいんですか?」と聞き返してしまいました。

害にならない程度なら、アイスクリームも良いんですね。

気になる肝臓の数値が上がる原因については、ドッグフードにも原因があるケースがあるとのこと。

ジャーキー等おやつの与えすぎも良くないので、飼い主がしっかりコントロールしなければいけません。

塩分に関して、あまりにも極端過ぎる話でしたが、与える量を間違わないよう、とりあえず教わった通り軟骨を茹でる際には、塩分を加えクタクタになるまで煮込もうと思います。