約一ヶ月経ったある日のこと
再び、耳をプルプルプルプルっとふるい
タタタタタ―とあっちウロウロこっちウロウロ
同じ行動を何度も繰り返し、わき腹や顎のあたりを足で痒い痒い痒いとかきまくっているではありませんか。
さくちゃんソワソワとした異様な行動と痒み再発
前回は、ノミダ二駆除剤ドッグプロテクトプラスが一週間ほどずれていましたが、今回は一ヶ月足らず、とりあえずドッグプロテクトプラスを滴下して暫く様子見。
耳をプルプルさせながらの小走りという、ソワソワした異様な行動は暫くして落ち着きましたが、痒みは治まらないのか、暫くわき腹や顎を「かいかいかいかい」といった感じでかき続けていました。
この日、係りつけ医は休診日でしたが、落ち着きを取り戻したことから、あくる日診てもらうことにしました。
診断結果は
前回、他所の病院で診てもらった経緯や処方薬について説明しました。
その上で獣医師が、耳の中や全体の皮膚の状態を確認したところ、耳の中も皮膚もきれいな状態とのこと。
ノミダ二駆除剤も効果が表れるまで、時間がかかりますよとのこと。
ただ、「前回ステロイドで治まったのならアレルギーの可能性がある」と言われました。
アレルギーの疑いがある場合は
係りつけ医では、アレルギー検査の費用は43,000円です。
しかも58項目しかなく、それ以外が原因だと無駄に終わる可能性があるとのこと。
また副作用が殆どない注射もあるが、1回3,000円で計8回打たなければならず、効果は70%。注射も効果が表れなければ、無駄に終わるそうです。
ちなみにどちらもペット保険は適用されます。
アレルギー検査をする場合、服薬せず2週間。症状が出た状態で血液検査しなければいけません。
「朝はドッグフード、夕は手作りで肉が好きなんです」と伝えたところ
肉食べる子にアレルギーが多いんですよね
と言われました。
係りつけ医の対処法
ステロイド
または、
副作用が殆どない、1個300円の飲み薬
で、獣医師にゆだねた結果、今回はとりあえずステロイドで様子を見て、また次同じ症状が起きたとき考えましょうとのことでした。
お腹の部分剥げはダックス特有?
ついでに、さくちゃんのお腹の一部剥げた状態を見て、「あーダックスはお腹が地面につくことが多いから健康なダックスでも、部分的に剥げた子が多いですよ」とのことでした。
タンパク質が不足していると診断を受けたことについては、首を傾げていました。
獣医師の経験からくる、様々な診療や考え方があることから、飼い主である私自身が混乱しないよう愛犬に見合った方法を取捨選択しなければいけないなと感じました。
処方されたステロイドはお守り代わり
帰宅し、愛犬の様子を観察
相変わらず、わき腹や顎のあたりが痒いようでかいています。
そこでステロイドを与えてしまうと、仮にアレルギーじゃなくても痒みが治まる気がして、ステロイドを控えることにしました。
余程ひどい状態、例えば家中走り回るほどの痒みに襲われたときのために、処方されたステロイドは、お守り代わりとして持っておくことに。
因みにさくちゃん体をずっとかいているわけではありません。
大半の時間は、遊んで寝てを繰り返し、食欲も旺盛で普通に生活しています。
とりあえず一ヶ月様子を見て考える
係りつけの獣医師にお聞きしたところ、犬や猫は総じてよく体をかく生き物だそうです。
ただいつもより様子がおかしかったり異様に痒がったりしたら、何かしらのサインが出ている証と捉え、病院で診てもらうことが重要です。
痒みに関しては、季節の変わり目で一過性のものとも考えられることから、同じく一ヶ月様子を見ることにしました。
その後、湯洗いして落ち着いています。
症状が出てから4日経過したところで、刺激を与えないようシャンプーを使わず、さくちゃんの体を37℃のシャワーで流しながら、手洗いしました。
すると痒みが減少したのか、体をかく回数も減り、普段の落ち着きを取り戻した様子のさくちゃん。
今横で穏やかに寝ているさくちゃんを見て、もう何事も起こりませんようにと願うかあにゃんなのでした。