パピー時代さくちゃんが、かあを一番悩ませたのはトイレの躾です。
なぜか大きいほうだけは、パピーのころからシートの上でちゃんとしていたのですが、排尿は成功したかと思ったらその何日か後には、また失敗。
排泄の回数が多いパピー時代、失敗が多いのは仕方のない事かもしれません。成功したら褒める。失敗したら黙って片づける。根気よく躾けることにより徐々に失敗することもなくなっていくものでしょう。
とはいえ、躾ける側の問題も大いにあったと反省していますが、さくちゃんもさくちゃんで完璧になるまでそれはそれは時間がかかりました。
最終的には初心にかえり、マニュアル通りに試したやり方が一番しっくりきたようで、それ以来失敗はなくなったという話です。
単純明快だったトイレの躾
一昔前に教わったトイレの躾といえば、失敗したら鼻をその部分に押し当て「ダメ!」と一喝するというものでした。
現代は、全く違いますよね。
失敗した時は、決して大声を荒げて叱りつけたり、ましてや手を上げるなんてもっての外。とはいえ、時には、イラっとしてしまうもの。
「これ何!ダメよ」とついついキツイ声で叱ったことは何度かあります。
しかしながら、やってしまったこと、犬にとって過去のことを叱られても何のことかわからないので全く無意味なんだそうです。
ただ犬は人間が思っている以上に利口で、大きな声や体温の上昇を感知してヤバいと感じるのか、状況によっては叱られたことを理解して次からは同じ過ちを繰り返さないといったことはあります。
さくちゃんも月日を追うごとに飼い主をよく観察し、知恵が働ているなと感じることがあります。
しっくりきたサークルを使ったトイレの躾
徐々に大きくなるにつれ、少なくなったものの稀にある失敗。
そこで初心に戻り、サークルを使ったトイレの躾法を試してみたら意外とすんなりいきました。
愛犬の様子を見て排泄しそうだと感じたらサークル内のトイレに誘導する。又は時間を定めてサークル内のトイレに誘導し、排泄したら愛犬を褒めサークルから出すという単純なやり方です。
なお排泄中は、サークルの戸は閉めておきます。
これが功を奏し、飼い主が気付かないときでも合図してくれるようになりました。
今では、二人と一匹川の字になって寝ていますが、寝る前には必ずサークル内に設置しているトイレに誘導します。
余程の時以外は、朝まで大丈夫です。
時には愛犬の意にそぐわないこともありますが、そんなときは暫く様子を見、しそうになければ出してあげます。
失敗を繰り返したことでたどり着いた手段だった
単純な躾ですが、ここへたどり着くまでが結構長かったのです。
それまでのやり方は、愛犬が粗相してしまったら、「ダメよ!」と注意し、トイレトレーの上に連れて行き「トイレはここ!」というものです。
このやり方は、愛犬には全く通用しませんでした。
パピー時代に根気よく躾けるのが一番の近道
さくらはパピー時代、ベッドとトイレシーツの区別がつかず、よく失敗していました。今思えばそれも知識がなかった飼い主の責任です。
サークル内にクレート(キャリーケース)を入れるなどして、寝床とトイレを分けておけば防げる失敗だったかもしれません。
所かまわず粗相をしてしまうパピー時代に、愛犬のことをよく観察し、排泄しそうだと感じたらサークルのトイレに誘導し、様子をうかがう。
排泄したら褒めてサークルから出す。
これを繰り返し根気よく躾けることで、早く覚えることができたことでしょう。
犬だって見られるのは嫌
サークルに自ら入り、排泄しそうだなと見ていると、するのをやめてこっそり別のトイレトレーで、排泄していることもあります。
またさくらの場合は、排尿と排便は別の場所でする。時間をずらす必要があるみたいです。
その犬に合ったやり方が一番。
たまたま排泄の回数が定まってきた頃だったので、しっくりきただけのことかもしれません。
全てのワンコにあてはまるとは限りませんし、利口なワンコは早い段階で覚えることでしょう。
知り合いのワンコは、したくなったら合図してベランダで用を足すそうですし、散歩まで排泄を我慢するワンコもいます。
さくらの場合、何の予備知識もなく飼い始めた飼い主の責任も大きいと思います。
また、たまの外泊では、折り畳みのキャリーケースにトイレシートを敷き、トイレ代わりに使用しています。時と場合によってはオムツを着けることもあります。